電卓なお話 | もっとコンピュータが好きになるblog

電卓なお話

日は長々と書いたので,今日は軽めに.今回の話は電卓の話です.よく使う人もあんまり使わない人もいるかと思いますが,読んで損はないでしょう.

多分Windowsユーザや,MacのユーザさんはGUI(グラフィカルな画面)の電卓ソフトを使って計算する事が多いかと思います.画面に現れた電卓ソフトにマウスでクリックするかテンキー使って操作するのが一般的ですね.

GUIでの操作に慣れている人なんかはそれでいいんですが,Unixユーザなんかは「出来るだけホームポジションから手を離したくない」と思って操作する人の方がどっちかといえば一般的なんで,Unixの電卓ソフトはターミナルで

bc
20000 / 4

てな感じで計算したりします.ま,GUIの方が良いのかCUI(文字だけの画面)の方が良いのかなんてのは正直ユーザの趣味な問題なんでどーでもいいんですがね.(ちなみに上の画像のターミナルで利用している電卓はwcalcというbcよりもう少し頭の良い電卓です.)

あ,そうそうbcは人間的な指向に基づいた電卓なんだけど,dcってのもあって,こっちは機械的な指向に基づいた電卓(逆ポーランド記法)になってます.ちょっと独特な記述だったりしますね.慣れないと訳わかりません.

2 3 + (意味: 2 + 3)
p (出力コマンド)
2 3 + 2 * (意味: (2 + 3) * 2)
p
2 3 2 * + (意味: 2 + (3 * 2))
p

んで,みなさんもよくお世話になっているであろうGoogle様も特殊な機能として,電卓が内蔵されてます.

- Googleの特殊機能
- google電卓リファレンス

Googleの場合は検索するための入力フォームに

2 ^ 3

といった感じで計算する事が出来ます.便利ですね.Googleの電卓機能,とても良くできてまして,結構おもしろ計算とかも出来ます.

radius of sun

と入力すると

radius of the sun = 695 500 kilometers

と出て,太陽の半径が出ちゃったり.他にもいろいろ(隠しの)機能があるので,上記URLのリファレンスでも見ながらいろいろ計算してみてはどうでしょうか,Googleならでわの楽しい機能です.

しかし,Googleの電卓機能,CUIの操作に慣れた人にはわかりやすいですが,GUIの操作に慣れた人にはなかなか使うの大変だなと思います.Google関係者はやっぱりUnixユーザが多いのかな.

ついでのおまけ話.Googleには電卓以外にもいくつか特殊機能があります.普通の検索だけでなく,もっといろんなGoogleの使い方をしてみてはどうでしょうか.(Google関連のお話はまだまだ他の話でも書く予定です.いろいろ面白い話あるのでね.)