slなお話 | もっとコンピュータが好きになるblog

slなお話

日は,早起きして新幹線乗って遠出です.晴れればいいなぁ.

更新のスケジュールですが,明日はお出かけなのでお休みさせてください.水曜以降再開する予定です.一応予定としては,今まで一度も取り上げてないセキュリティ系の話をやる予定です.これも資料集め大変かなぁ~.やるだけやってみます.

今日は早寝しなければならない手前,今日はさっくり短めの簡単な話をしようと思います.今日のネタは明日乗る新幹線にも関係あるかな(?)


- 豊田正史 % sl

コマンドプロンプトなお話でも書きましたが,Unixの世界ではファイルの一覧を見るために"ls"というコマンドを利用します.おそらく,"cd(他のディレクトリへの移動)"と並んで,よく利用されるコマンド1,2位じゃないかなと思います.その"ls"のジョークソフトとして,"sl"というのが存在します.

どんなジョークソフトかというと,"sl"の名前通りSL,機関車が画面いっぱいに走っていくんです.それも結構長い時間かけて.僕の知ってる先生曰く,

「slを見たら寝る時間」

と言っていました.故意にしない限り,"sl"コマンドというのは,打ち間違えてしまった時に出てしまうコマンドなんで,"ls"を"sl"と打ち間違えてしまうほど疲労困憊している証拠という事です.しかもSLの通過時間が長いもんだから,眠い時にず~と通り過ぎるまで見てると,かな~り鬱になりますし :)

- SL 改造計画

SLの通過時間を短くしたい(or長くしたい)人は,上記URLからslパッチを当てて,slコマンドの変更を行います.これで好みのあなた好みのslになってくれるはず.

またMac使ってる人は,一番最初のURLからMac OS X版をダウンロードしてインストールしてみて下さい.画面いっぱいにSLが走っていきます.

- ショートショートプログラムの部屋

ここで終わってしまってはつまらない.2ch版slもあります."quit"というコマンドでこれを実行するともうこねえよが走っていきます.こちらはslと違ってすぐ終わるので,制作者がコメントしている通り,shutdown(電源落とす)コマンドの前にやるとと笑えます,自分管理のUnixが2chライクになりますね.
さらに笑えるのはFreeBSDのPortsにsubmitされているところですか./usr/ports/games/quitです.(Ports知らない人に簡単に説明しますと,FreeBSDというOSにインストール可能なソフトウェアのカタログとでもいいましょうか,インストール作業を自動化してくれるものなのです.)

ここまで調べてきて,残念ながらWindows版を見つける事が出来ませんでした.裏を返せばWindowsで"ls"というコマンドを使わない(使わなくてもいい)ということなのでしょうけどね.近くにUnix持ってる人は試しに遊びで入れてみるのも一興かと思います.(もしslに興味あってもやれない人は,WindowsにUnix入れるやり方とか後で記事にする予定なので,その記事を読んでから試してもらえればと思います.)