Google Doodlesなお話 | もっとコンピュータが好きになるblog

Google Doodlesなお話

本では,Googleで検索する事を「ググる」とか言われていて,もう動詞と化しています.もちろん海外でもGoogleで検索する事が動詞となっていて,"I googled it"なんて感じで使われます.Yahooなんかも動詞として利用する事も稀にあるようですが,Googleの比ではありません.言葉の使われ方からも,Googleが検索サイトしていかに今のネットワークに欠かせないものとなっているかがわかります.

GoogleはIPO(株式公開)申請もはたし,ますます大きな会社へと成長していますが,Google自体が本格的に動き始めた1998年あたりからのGoogle独自のユーモアを未だに持ち続けているすばらしい会社です.今回のネタは,Google独自のユーモアの一つである,"Google Doodles(グーグルのいたずらロゴ)"について話してゆこうと思います.


クリスマスに近づくにつれてGoogleのロゴが変化してきているのに気がつかれたでしょうか.あれは"Google Holiday Logos"と呼ばれるもので,毎年クリスマス近くになるとロゴが変化します.あれが"Google Doodles"の一つなんですね.今年は熊が飾り付けをしている風景のようです.ちなみにその年その年ロゴはGoogleサイトの中に保存されていて,いつでも見られるようになっていまして,以前は雪だるまの話や,飾り付けしたり,プレゼント交換したりしていました,

- Google Holiday Logos
(ちなみに,今年はdoodle9.htmlとなっています.もし去年以降のものが見たければ,URLを編集してdoodle8.htmlにしたりdoodle7.htmlにしたりして見てください.doodle.html, doodle2.html~doodle9.htmlが存在するようです.えっと.クリスマスだけではなく,オリンピックなどのイベントに関するものもあります.)

会社ぐるみで遊んでますよね.他にもGoogleは細かいイベントについても時々ロゴを変更したりします.面白いのだと,レイチャールズの誕生日やヒッチコックの誕生日,DNA発見50周年なんてものもあったりします.一日限りの公開なので,見逃している方もいるかもしれません.こちらも次のURLに飛べばいつでもチェックする事が出来ます.

- Google ロゴ使用

ちなみにGoogleは2002年にアメリカの人気コミックである「Dilbert」を"Google Doodles"に起用していました.中身としては「金曜までに新しいロゴが必要になったのでアイデアを出してほしい」というものになって,通して読むと5コマ漫画になっています.これはアメリカだけの特別版だったんですが,ぜひ日本の漫画のキャラを出してもらって日本独自のロゴでも作ってほしいなぁと思いますよ.興味ある人は下のURLからどうぞ.

- ?Google and Dilbert Doodle

これらロゴを作っているのが,デザイナ-のDennis Hwangさんです.この方の作った渾身のロゴ,Google Storeで洋服や帽子などが売っています.真のGoogle愛好家なら購入してみてはどうでしょうか.