仮想キーボードなお話 | もっとコンピュータが好きになるblog

仮想キーボードなお話

ろいろたまってます.やばいなぁ.という訳で今日は小ネタ.



実はWindowsでは,コマンド入力してプログラムを実行する事が可能だったりします.通常はアイコンをクリックして実行する事が普通ですから,あまりやらないかもしれません.やり方としては二つありまして,一つ目は以前紹介した「コマンドプロンプトなお話」のようにコマンドプロンプトを呼び出して,打ち込んで実行する方法で,もう一つはWindowsメニューから,「ファイル名を指定して実行」を呼び出し,対象となるプログラム名を打ち込む事によって,実行出来ます.

この「ファイル名を指定して実行」から起動出来るプログラムは,通常の操作ではユーザさんが利用しないようなプログラムが実行出来たりします.その一例は「クリップボードなお話」でも取り上げられているので参照していただければと思います.大抵は,Windowsフォルダ内にあるプログラムなんですけどね.


そして,今回のネタである,仮想キーボード(正式にはスクリーンキーボード)もこの「ファイル名を指定して実行」から起動するプログラムです.「osk」と入力してみてください,ちなみにどんなものかと言いますと,名前の通りで,仮想のキーボードが画面上に現れ,マウスの操作だけで文字の入力が可能になります.

- スクリーンキーボードの利用

元々は身体障害者用などに開発されたものらしいですが,キーボード入力が苦手な人や,キーボードが無い(壊れた)時などにも有効です.



思ったのですが,キーボード入力がまだ出来ないユーザさんへ,キーボードの入力方法を教える場合に有効なのではないですかね.画面上にキーボードが表れるので,講師の方は,マウスで入力しなければならないキーの位置を見せる事が出来ますし.自動車教習の教官のサブブレーキみたいなものみたいな感じで利用可能じゃないですかね.

- VAIO TypeU

他にも, VAIOからTypeUというコンセプトタイプのパソコンに利用する方法なども考えられます.このパソコンは,持ち運びが可能なパソコンで,持って利用する場合は,ゲーム機みたいな感じで持って,マウス操作ぐらいしかまともに出来なくなります.そこでこの仮想キーボードを利用すれば,キーボード操作も出来て便利ですね.

僕個人も時々,この仮想キーボードを利用します.僕は,メインのOSにMacOSXを利用しています.Windowsはあくまでもサブとしての役割でしか使っていません.あまり利用しないWindowsにディスプレイをつけるのも効率悪いので,Windowsの画面をMacに飛ばすという事をしているのですが,そうすると,WindowsのキーボードとMacのキーボードでは配列が微妙に違い,使いずらかったりします,そこで,仮想キーボードを使って,ちょっとした入力を行うんですね.
(Windowsの画面を飛ばす方法はまたいつかネタにします.)



そういえば,よく,キーボードの練習ソフトなんかでは,「この指でこのキーを押せ」といった感じで,指の置く場所まで練習させますけど,あれ意味あるんでしょうかね?
僕なんか小指使ってキーボード入力出来ませんけど,別に普通に入力出来ますけどねぇ.ああいう風な押し付けた感じの教育は嫌いです.