もっとコンピュータが好きになるblog
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

すいません~

すいません.まためちゃくちゃ更新遅れています.

予定として今週の水曜か木曜日に再開して,長期連載物「エニグマなお話」を書き進めていきたいと思います.よろしくお願いします.

MARS FLAGなお話


mars_flag



GWも終わりですね.今年は長かったなぁ.

今回はMARS FLAGという今年の3月に開始されたばかりの新しい検索サイトについて軽く紹介したいと思います.検索の分野はこのMARS FLAGに限らず,面白いニュースがまだまだありますので,またいつかの機会に取り上げて行きたいと思います.

- MARS FLAG


MARS FLAGは,検索結果先のページのプレビューまで表示してくれる検索サイトです.Googleをはじめとする今までの検索サイトでの検索結果といえば,テキストだけの結果しか表示されませんでしたが,プレビューまで結果として表示してくれるので,視覚として覚えている情報も頼りに自分の見たいサイトを探し出す事が出来ます.

現在のところ,GoogleやYahoo等の検索サイトに比べると,検索結果の量も少なく,実用にはまだまだ難しいかなと思いました.ただ,試みとしては面白いので,これからの成長には期待です.いろいろ検索を試して遊んでみるのも良いかと思います.


MARS FLAGにはプレビュー機能の他にも面白い仕組みがあります.

例えば,「セキュリティ機能」というもの.プレビューで表示される結果に性的表現または反社会的表現等は表示させない機能です.試しにセキュリティ機能を「無効」にして「アダルト」で検索した結果と「有効」にして「アダルト」を検査した結果では,明かにアレなサイトの画像が検索されなくなりました.

他には「最新のニュース」表示機能.クリックすると,プレビュー付きで最新のニュースが一覧が検索されます.どこのニュースサイトからのニュースなのか一発でわかるので,好みのニュースが探しやすかったですね.



ちなみに,MARS FLAGに似たサービスを提供しようとする試みは他にもあります.

- 3Dウェブ検索 gooラボ

「プレビュー画像を見たり,試聴しながら,お気に入りの画像や動画・音声を探すことができる,ブロードバンド向けの新しい検索サービス」というgooが実験的にサービスを行っていた3Dマルチメディア検索というものです.実験としては3月31日で終了していますが,今でも利用自体は可能です.

Googleの検索結果にプレビューをつけるプログラムもあります.二つほど.

- GooglePreview - Firefox Extension
- LostGoggles

これらはどちらもほぼ同様の動きをしますが,上のGooglePreviewがFirefoxの拡張機能として,LostGogglesがIEの拡張機能してインストール事で機能します.利用したい場合は,自分のいつも利用しているブラウザにあわせてインストールすればよいかと思います.

ただし,GooglePreviewの方がやや優秀なようです.



今回のMARS FLAGは実用というより,どちらかと言えば実験的な臭いがしますが,このような様々な実験的な試みがいくつも行われる事で,ユーザさんにとって使いやすいものが生まれてくるのだろうなと思います.

screenなお話 その2


screen  



JR西日本,かわいそうと思ってしまうぐらい叩かれていますね.仕方ないことですけどね.あのニュース以降,置き石事件が多発しているようです.大事故を起こしたい模倣犯(?)がいるようで,やめてほしいものです.運転手やシステム開発者の思いを無にしないでほしいものです.

- ATS-Pについて勉強しましょう!
- あたらしいATC・ATSのはなし
- 自動列車運転装置(ATO) - Wikipedia

ちなみに山の手は新型ATSと呼ばれるATS-Pより上位のATCという自動制御装置が装備されているそうなので,まだ安全だそうです.また一部地下鉄(ワンマン運転のもの)はさらに上位のATOと呼ばれるもので運転されているようです.

電車に関しては完全に無知でしたが,こうやって調べてみるといろいろな機能で守られていたんですね.あとは人身事故等防止装置が出来ればいいのかな.(レール周辺にセンサーを付けまくればいいのだろうか...)

しかし,調べれば調べるほどJR西日本の設備の無さが目立ちます.



上の話とは全く関係なく,今回は前回のscreenの話の続きです.screenの具体的な利用法を書いてみたいと思います.screenというソフトウェアは前回も書いたように複数のセッションを仮想的に作り出すソフトウェアです.まずこんな感じで立ち上げます.


$ screen


これで終わり.仮想のコンソール画面が現れます.(ちょっとわかりにくいのかもしれませんが...)

まず最初の画面でファイル表示でもしてみます.ここはいつもと同じ.


(一つ目の画面)
$ ls
.
..
test.txt  (ここでCtrl+a c)


すると,いつものようにディレクトリ内の状況が確認出来ました.ここで,「Ctrl+a c」と押してみてください.そうすると,二つ目の仮想のコンソール画面が現れて,先ほどlsした画面とは別の画面が出てきます.そして,今度はviでtest.txtの中身を確認してみます.


(二つ目の画面)
$ vi test.txt
This is sample file. (ここでCtrl+a n)


こんな感じ.そして「Ctrl+a n」を押せば,この二つの画面を切り替えて使う事ができます.一方の画面ではlsの結果,もう一方の画面ではviの結果が確認出来るようになりました.仮想の画面はもちろん「Ctrl+a c」を押せば何度でも作成可能です.


基本の使用方法はこんな感じです.ですが,まだまだ面白い機能があります.次はバックスクロールの機能です.「Ctrl+a ESC」を押してみてください.すると,カーソルが移動して,画面をスクロール出来るようになります.また,バックスクロール機能の最中は,コピーを行う事も可能です.コピー先端で一回目のSpace,終端で二回目のSpaceを押せば,コピー完了です.このモードから抜け出すにはESCを押せばOKです.

先ほどコピーした内容は「Ctrl+a ]」で貼り付けも可能です.これもなかなか便利な機能です.


screenは,仮想端末を自ら作り出しているので,一時的に作業を抜け出す事が可能です.これをデタッチと言います.「Ctrl+a d」で仮想端末から抜け出すことが出来ます.ただこれだけではなく,抜け出した後の作業を再度行うことも出来ます.これをアタッチと言います.「screen -ls」で抜け出したセッションを確認して,「screen -r」で,そのセッションを指定すれば戻ることができます.


(先ほど仮想コンソール画面を二つ作った後)
$ (ここでCtrl+a d)
(screenから抜けた)
$ screen -ls
15431.pts-0.test    (Detached)
$ screen -r 15431
(先ほどのセッションも戻った)
(画面1)$ ls
(画面2)$ vi


この機能の何がすばらしいかといいますと,カーネル(OSの根幹)をコンパイルするような長時間の作業を行う場合などはmakeの作業が不意の事故で中断されては困ります.失敗したらまた最初からコンパイルし直しなので...

screen上で行えば回線が落ちるなどの事故が起こっても,再度止まった所からコンパイルが再開されますので,やや安全と言えます,また,作業自体のセーブが可能なので,サーバ上で作業をしている最中にも便利です.



文章で書いただけだと,恩恵がいまいち伝わりにくいかもしれませんが,実際に利用すれば,そのすばらしさが体感できるかと思います.特にsshやtelnetを利用して遠隔から作業している場合は,ある意味必須ともいうべきかもしれません.使わない手はないソフトウェアです.さらに詳しく知りたい場合はこちらのURLでも見てください.

- screenのススメ


という訳で,screenについて書いてみました.5月に入ったという事でそろそろ,予告していた通り「エニグマ」について書いていこうかと思っています.よろしくお願いします.

screenなお話 その1

array
(昔の画像の使い回しで悪いっすけど,CUIの見本って事で)


父が叙勲受章者になりまして,勲章を頂きます.まあ,それ関連でなんだか,菊紋のついたグッツのパンフレットがいろいろ来るのだとか...
どんなパンフレットなのか,後で見に行ってみようかとか思ってます.

僕の進んでいる道(ITとかソフト業界)は賞らしい賞がない世界なのでちょっとうらやましいです.まあ,WWWで有名なティムバナーズリーがナイトの爵位を授与された事から考えれば,今後も絶対無いとも言い切れないですけどね.(そこまで有名人になれるかどうかは別として)



さて,今回はscreenというUnixのコマンドについて解説してみようかなと思っています.こちらのぷらたなすさん の所でこんな話題があったからです.


ぷらなたすさん「$ telnet サーバのアドレス 110でpopのコマンドを実行するテストをしているのですが,画面のスクロールが出来ないので実行結果を全て見ることが出来ず,困っています」  

(ちょっと解説.telnetはunixのコマンドで,本来の使い方はサーバにログイン(入る)するのに使われます.でも汎用のクライアントマシンしても利用可能で,ポート番号110に接続する事でpop(メール受信用のプロトコル)で通信して,簡易のメールクライアントになる事も出来ます.ここでは,そうして,メールの生のやりとりをしています)

udpip「screenというコマンドを利用されてはどうでしょうか.多分標準で入っていると思います.」

ぷらなたすさん「入っていませんでした.インストールしなければならないですか.」



といった感じのやりとりがありました.少し端折りましたけど,大体こんなこんな感じ.実は僕は遠隔で作業する際にはscreenを結構利用するので,screenは最近のUnix系OSには標準で入っているものだと思いこんでいたんですけど,そうじゃなかったみたいです.そこで,FreeBSDを利用されているというぷらなたすさん用に簡単インストールの仕方とscreenの利用の仕方について書いてみたいと思います.



まず,そもそもscreenというコマンドがどういった機能を持っているのかを説明しなければなりません.Unix系OSでは上の図のようなCUI(文字だけの操作)での作業が可能です.見た目に乏しいという欠点もありますが,コンピュータの操作を柔軟に行えるなどの利点もあります.特にUnix系OSでは,Windowsと違って,ネットワークを利用して遠隔からの作業などが行えるのですが,遠隔の操作は大抵このCUI画面での操作となります.

実はUnix系OSでは操作中のコンピュータに対して,Alt+ファンクションキーで操作中のコンソール画面を切り替えて作業が可能です.一つ目の画面でログを表示しながら,二つ目の画面でスクリプトを書くなんて事も出来ます.

ただ,遠隔から入った場合は別で,いくらAlt+ファンクションを押しても画面切り替えを行う事は出来ません.やはり,切り替えて作業した方が楽な事は多いので,そこで登場するのがscreenです.このコマンドを利用することで仮想的にコンソールの切り替えが可能になります.今までは一つの画面(CUI)しか利用出来なかった所をいくつも利用可能に出来るんですね.



他にもscreenの便利な機能はあるのですが,それは後半の使い方の方に解説をまわすとして先にFreeBSDというUnix系OSでの簡単なソフトウェアのインストール方法について解説したいと思います.

Windowsにも同様の機能があれば,どんなに便利なんだろうといつも思っている機能がFreeBSDには標準で装備されていまして,それをportsと言います.このports,ソフトウェアを簡単にインストールしてくれる機能なんです,ちなみにportsのような機能はNetBSDやRedhat,Debian,Gentooなど様々なUnix系OSにもあります.結構面白いので,また別の機会に説明したいと思います.

具体的にどんな風に行うかscreenを例にしてみてみます.


まずはportsのディレクトリに移動します.
$ cd /usr/ports

この中には,FreeBSDで利用可能なソフトウェア(のインストール方法)がゴマンと詰まっていまして,インストールしたいソフトウェアのディレクトリに行ってインストールコマンドを打つだけでインストールは終了します.ただ,どこにscreenがあるかよくわかりません.そこで,こんなコマンドを打つを良いかと思います.

$make search key=screen

($ less INDEXでも良いですけどね)

この結果からscreenのディレクトリが/usr/ports/misc/screenであることがわかりました.そこでそのディレクトリにゆき,インストールコマンドを打ち込めば終了です.
$ cd /usr/ports/misc/screen
$ su  (インストールする為にrootになる必要があります)
# make install; make clean
(単にmake installでも可)

これだけです.ただこれもUnixに慣れている人なら「すざまじく簡単だ」と言うかも知れません.もしこの方法でも面倒な場合は先に「portupgrade」というソフトウェアをインストールしておくことをお奨めします.このソフトウェアを利用すれば,上記の作業は以下のように短縮されます.

# portinstall screen

このソフトウェアも少し利用方法にコツがいるので,それはまた次の機会にでも記事にします.



これでscreenがインストールされたかと思います.ちょっと長くなってきました...  明日この続き書きます.この次はscreenの具体的な利用方法についてみてみたいと思います.

WBELなお話

WBEL


の友人の一人がネットショップを新しく立ち上げました.ネットショップで購入する事はあっても,売る側に回った事はありませんでした.友人を通してネットショップの小話なんか聴けたら面白いなぁとか思ってます.それをblogにネタにしたいなぁ :P

折角ですから是非立ち寄ってみてくださいませ.

- ブランドきものが安いお店



今回は水曜の時の予告通りLinuxの話を 書こうと思います.WBEL(White Box Enterprise Linux)というディストリビューションを紹介したいと思います.

- White Box Enterprise Linux

一口にLinuxと言っても,実は様々な種類がありまして,それら配布されている様々なLinuxOSの事をディストリビューションと呼ばれています.有名なところだとRedhat系,Debian系,Slackware系なんて区別があったりします.Linuxの底の方で動いているKernelという部分は大体同じなんですけど,アプリケーションやOS構成やポリシーなどが各ディストリビューションによって結構変わってきます.それぞれのディストリビューションによって個性があるところもLinuxの面白い所の一つです.

- Linux 関連リンク/ディストリビューション
- Linuxの種類

もちろん今回取り上げるWBELにもユニークな特徴が存在します.このディストリビューションにはどんな特徴があるか挙げてみます.

1.Redhat系である
2.無料で利用可能なEnterprise版である

この中でも特に大きな特徴は「2」でしょうね.具体的にこの二点について説明していきたいと思います.


先ほど,Linuxの主要ディストリビューションを挙げましたが,その中でも最も主流なディストリビューションの系統なのがRedhatです.大変沢山のソフトウェアが標準でインストールされる事と,Windowsのインストールと同じくらい大変簡単なOSのインストールが特徴のディストリビューションで,Linux初心者からサーバ運用まで様々な用途で利用されています.具体的な数値は知りませんが,現在「Linux」と呼ばれているOSの50%~60%はこのRedhat系と呼ばれているものと考えてもらって構わないかと思います.

つまるところ,Redhatに関する情報というのは非常に多いという大変大きな利点が存在します.またRedhatは独自の技術者認定試験(RHCE: Red Hat Certified Engineer)もあり,教育という点から見ても優れています.

- Redhat Training

本家Redhatは現在,FedoraCoreという何もかも最新技術を追って配布されているディストリビューションと,サーバ等の利用目的に配布されているRHELという商用Enterprise版があります.

- Redhat Enterprise Linux
- FedoraCore

FedoraCoreは最新のソフトウェアが沢山インストールされているので,新しいものが大好きといった人や開発者などには好んで利用されるのですが,如何せん安定度はあまり重要視されていません.個人のクライアント環境として利用する分にはなんら問題はありませんが,サーバ用途で利用する際にはなかなか難しいかもしれません.

その点RHELはソフトウェア動作保証やハードウェア動作保証や有償サポートなどのサービスや安定度を重視したディストリビューションとなっているのでサーバ用途で利用するにはもってこいです.ただ,RHELは商用であるため,個人利用のサーバを立てる際や資格をとる練習の為などには向いていません.

そこで登場するのがWBELです.Redhatのサポートがあるわけではありませんが,無料で安定度の高いディストリビューションが取得できます.もちろん,ライセンスにも気を使われているので,WBELを利用する事で訴えられるという事もほぼ無いそうです.ちなみに,補足の説明ですが,RHELクローンは今回説明しているWBHLだけではありません.他にもいくつかあります.もっと具体的な違いを知りたい場合は以下のURL先に飛ぶと良いかと思います.

- Red Hat Enterprise Linux Forks / Offshoots

パッケージのアップデートも大変簡単.

 # yum list updates
 # yum update

程度で済んでしまいます.サーバの運用ポリシーとしてyumからソフトウェアをインストールすると決めておけば楽ですね.(ちなみにyumはWBELだけのコマンドではなくFedoraCore等のRedhat系ディストリビューションでも利用可能です.)


Linuxのディストリビューションの一つとして今回はWBELを紹介しましたが,まだまだ様々なディストリビューションが存在するので,ここのblogでいろいろ紹介していきたいなと考えています.個人的には,新しいDebian系ディストリビューションであるUbuntu Linuxを試してみたいなとか思ってるんですけどね.

- Ubuntu Linux

また更新遅れてるお詫び

た更新遅れてますよ.

読者さんも増えてきて大変ありがたい事なんですが,ご期待にそえず,めちゃくちゃ更新遅れてます.んー,今のスケジュールから考えると今週土曜ぐらいには一本記事書きたいなとは考えているんですけどねぇ.

ちなみにネタはLinux関連.



時事ネタとかだと,東芝の新しいLibrettoとDynabook SSとかMacOSXの話とかOperaの話とかいろいろありますけど,いつ記事として書けるやら :^ (

個人的にはLibretto&SS復活の話は速攻で書きたかったりするんですけどね.東芝好きなんで.最近の東芝パソコン,素人向けすぎて面白くなかったんですけど,今回のニュースは一ユーザとして嬉しいかぎりです.ま,書きだすと長くなるのでここらで止めときます.

今後ともよろしくお願いします~.

ネチケットなお話

netiquette


Tigerがあと少しで発売です.

- Mac OS X Tiger

新しいMacOSXの事です.僕の知り合いの(マッカーな)先生も最近やたら騒いでいます.僕もMacが嫌いではないので,いくらか情報を見させてもらっていますが,また面白そうな機能が追加されていて良さそうです.


今回はネチケットについて書いてみようかなと思います.別に東京都が迷惑防止のための勉強会をやったからというわけではなく,昔のインターネットに関する本を読んでいたら出てきたからです.

最近はあまりこの名前を聞かなくなりました.一昔はコンピュータを使う際には必ず出てきた言葉だったんですけどね.ネット上でも雑誌でも本でもあまり見聞きしなくなりました.

簡単にネチケットについておさらいしておきます.e-Wordsによりますと,「インターネット等のネットワークを利用する人が守るべき倫理的基準」となっています.ネット上のモラルってやつですね.

- e-Words ネチケット

昔話からしますと,日本でネチケットと言いますと結構,個々のホームページなどで勝手に理論展開しているケースが多かったのですが,本来ネチケット自体はRFCというネット上の公式文書にまとめられています.おそらく正式の意味でのネチケットはRFCの内容の事になるかと思います.

- RFC1855
- RFC1855日本語リンク集

でもまあ,結構昔にまとめられたものなので,少し今の感覚と異なる所もあるかなとか思ってはいます.例えば,「メールは長文ではいけない」とか,「匿名でニュースグループに送信しない」とか,いろいろです.


最近,ネチケットについてあまり騒がれなくなってきた理由って何だろうとふと考えたら,次の二点が浮かんできました.

1.良くも悪くも2chのような匿名BBSが増えた為
2.技術的側面で解決するようになった為

昔の考え方で言えば,フレーミング(罵倒し合うこと)やスパミング(多数に送りつける事)や,匿名や,広告などなどは全てマナー違反という事になっています.つまるところ,2chで日常行われている行為のほとんどはネチケット違反って事です.現在2chはだいぶ市民権を得てきていますし,良い意味でも悪い意味でも2chの”ノリ”に慣れたため,ネチケット違反だと思わなくなったのではないかと思うのです.

それから,例えばスパムメールなどはブラックリストやホワイトリスト,ベイジリアンフィルタ,DNS対策などなど,様々な方法で対策がなされてきています.最近はblogのコメントに対するスパムも問題視されはじめていますが,こちらも技術によって対策をはかろうという動きも出てきています.

- TypeKey

これはどういう事かと言いますと,「ネチケットで何とかする」レベルを超えたという事だと思います.もうモラル云々ではないという事だと思います.技術で対処しないともうどうしようもないですね.だからネチケット守れとか言わなくなったのではないでしょうか.



じゃあ,ネチケットというものは必要ないのかと言えば,そうではないと思います.やっぱりリアル世界と同様,TPOだと思います.2chのような場所と会社が公開しているBBSでは違いますしね.よくインターネットは公共の場と置き換えられて考えられます.みんながいつまでも楽しく利用できるようにある程度のモラルを持って行動はすべきだと思いました.

しかし,久しぶりにネチケットについて考えたなぁ~.

NFSなお話

nfs


薙君の「恋におちたら~僕の成功の秘密~」というドラマを見ました.コンピュータ会社に関係する話という事でちょっと見てみるかと思って見たんですが,もう笑いまくりでした.

見た人はわかると思うんですが,対策マニュアルも作ってなければ,まともなシステム管理者もいない,テレビ向きにウィルスが「僕ウィルスです」と教えてくれる仕様,何故かプログラミングし始める主人公などなど,ツボを書いていったら書き切れませんが,ともかく笑えます.恋愛ものだと思いますけど,ギャグものとして見ていこうかなとか思ってます.ちなみに今期一番期待しているのは「タイガー&ドラゴン」です.スペシャルの時から面白かったんで.



どうも最近ここのblogのネタが偏りすぎ.Unix,プログラム,インターネットの項目がやや寂しい気がするので,そこらについてあと半月の間に書いてみようかなと思います.

んで,今回のネタは「NFS」についてです.NFSとはNetwork File Systemの略で結構昔からUnixで利用されてきたファイル共有システムです.どんなものか簡単に見てみます.

ファイルを交換するプログラムとしては,今ではFTP,rcp,scp,Samba,WebDAVなどなど様々あります.一番なじみ深いものとしてはFTPでしょうか.このようにいくつかファイル共有,ファイル交換するソフトウェアがありますけれども,それぞれに特徴があります.今回のNFSは次のような特徴があります.

- Sun Microsystems社(Solaris, Javaなどで有名な会社)が開発
- 大抵のUnixOSでは標準装備されている
- マウントできる

補足説明させてもらいますと,マウントというのは,Windowsなら,USBメモリとかメモリカードを差してその中身が認識出来る状態になりますけど,これのUnix版って事です.NFSはサーバ上のディレクトリを他のクライアントにマウントさせて,あたかもクライアント内のディレクトリのようにみせる事が出来ます.ファイルの読み書きが簡単に行えます.

サーバ側の設定もクライアント側の設定も非常に簡単なので,マシンが二台以上あってファイル共有したいという人や,NAS(Network Attached Storage:ぶっちゃけファイル置き場って意味合い)には最適です.ただ,インターネットに接続しているサーバでは立ち上げないほうがよいです.セキュリティの問題があるんで.でもLAN上で立ち上げておくと大変便利です.

ちなみに最近はWindowsとの親和性の高いSambaがNFSの代わりに利用される事も多いです.smbmountというものを使えば,SambaでもNFSのようにマウント出来るし,こちらも便利です.標準でsmbmountが入っていない事が多いので,まだまだNFSの方が楽なんですけどね.


時に,いつの間にかここのblogが久しぶりにジャンルTOP20まで復活してました.ちょっと嬉しい :)

漫画喫茶なお話

manga_cafe



amebloさんがエディタをパワーアップしたのは大変ありがたいのですが,なんか以前より微妙に使いにくい気がしてます.はてどうしたもんか.(別に全然ダメって事でもないんでどーでも良いんですけどね)


4月いっぱいは適当に書いていって,5月あたりから,2月くらいから書きますと言っていた「エニグマ」に関して書いていこうかなと思ってます.ほとんどが歴史のお話となりますので,また読者減っちゃうかもしれませんが,局地的な読者さん向けに書いていきます(?)んでよろしくお願いします.


さて,今回は「漫画喫茶」について書いてみようかなと思います.最近は漫画喫茶の数もホント多くなりまして,大抵どこの街にもあるようになってきました.有志の手によって検索サイトもあるぐらいです.今回は漫画喫茶の中でも特に「個室」型の漫画喫茶を取り上げてみようと思います.

- マンガ喫茶リスト全国版
- 全国のインターネットカフェ/まんが喫茶一覧ナビ
- Net Cafe Search

漫画喫茶,結構利用させてもらっています.個室型の例として上の画像を用意しました.個室は大抵,畳1畳程度の広さでパーティションで区切られ,椅子,パソコン,TV,ゲーム機などが置かれています.まあ,店によって椅子の種類が違ったり,フラットだったり,TVとパソコンが一体だったりなどの細かい違いはありますが大体こんなもんです.他にも店によってはシャワー室があったり,毛布を貸してくれたりします.

漫画喫茶の基本的特徴としては

- 漫画(本)読み放題
- 飲み物飲み放題
- インターネットし放題

などがありますが,個室型はこれにプラスして

- プライベート空間の確保

といった特典があります.パソコンが一人一人に与えられているので,漫画喫茶に漫画読まずにパソコンで作業しに来る人もいるようです.個室なので,視線を気にする事無く,作業が出来るのでなかなか便利です.部屋自体が暗いせいもあるのか,結構集中出来ます.ジュース,コーヒーが無料なのも大変助かります.ちいさな書斎といった感じですね~.
(できれば,TVとパソコンが別々に方がTV見ながら作業が出来るので良いんですけど,TVパソコン一体型の店もあるので注意です.店によってはWOWOWやCSが見れた店もあったような・・・)


時間が余った時なんか利用すると結構楽しいですね.ちょっとした調べ物も出来るし,ホント重宝します.一時間平均300~400円程度なのも庶民的で満足です.マ○ドナルドなんかいくより,コンビニで好きな飯買って漫画喫茶行ったほうが,満足度高いっす.

漫画喫茶の唯一の欠点といえば,居心地が良いので居すぎる事でしょうか.居すぎて次のスケジュールに間に合わないなんて事ないようにしましょうね~.
(店によってはWindowsの時計表示を明かに故意に表示させてない所もありますし,時間の管理だけはしっかりしたほうが良いですね.)


あくまで僕個人の意見なのでなんとも言えませんが,漫画喫茶を選ぶ際には,次の要点にあう店を選んだ方が良さそうです.

- 通路が広い
- トイレが綺麗

通路が狭いと本を選んでいる時に人とすれ違う際面倒という事です.これが結構たいへん.特に個室型のお店の場合,個室に結構な面積を取られている分,通路が狭くなりがちなのかも.出来るだけ通路が広い店を探した方が良いですね.

トイレは絶対必須です.漫画喫茶ではその性質上,ジュース飲み過ぎて頻繁に行ってしまうケースが考えられます.トイレが汚いとげんなりです.トイレの個数も重要ですね.

2chにも情報交換スレッドがあるので参考にすると好みのお店が見つかるかもしれませんね.

- 漫画喫茶・ネットカフェ情報2

ちなみに僕はこのお店が好きです.参考までに~.

- b@gus

PCバックなお話

bag

「久しぶりに更新してるね」と言われました.すまんよ~.

今回は少々変わった趣向で話してみようかと思います.ノートパソコンを持ち運ぶ為のバックに関する話です.


最近のノートパソコンは本当に性能が上がり,デスクトップのパソコンとなんら遜色がないほどです.ノートパソコンには現在結構な数のユーザさんがいるかと思います.初めて買ったパソコンはノートパソコンという人も多いかもしれませんね.

そんなノートパソコン,いろいろな所に持ち込んで作業している人も多い事でしょう.そんなノートパソコンを持ち運ぶための専用バック,それがPCバックです.

- 通勤で・・・ PCバック

バック以外にはノートパソコンを保護する為のカバーもあります.

- レザーPCカバー (インナーケース)

こういった製品は,ノートパソコンを出来るだけ楽に,かつ安全に持ち運ぶ為の商品です.ノートパソコンを持ち運ぶ事がある人は出来る限りこういったものを使って運んでもらいたいなと思います.ノートパソコンを落下や,雨などの水物から守れるからです.


上の画像は僕が実際に利用しているPCバックです.アタッシュケースタイプのものです.現在のPCバックは布製のバックかアタッシュケースタイプのものがどうも主流のようです.でも大半は布製のPCバックのようですが.

これら二つには大きな利点と欠点があります.


布製(ナイロン,ポリエステル製は多いようだ)
利点:軽い,値段が比較的安い,デザインの選択の幅がある
欠点:耐衝撃性,耐水性に難あり,デザインがダサイのが多い

アタッシュケースタイプ
利点:耐衝撃性,耐水性に優れる,デザインが無難
欠点:めちゃくちゃ重い,結構高い


正直どっちが良いかはわかりません.ノートパソコンの事を思えばアタッシュケースタイプをお奨めしますが,すざまじく重いのでそれなりの覚悟は必要です.ちなみに僕のバックを例にとれば,ケース本体の重さだけで1.5Kgで,ノートパソコンや資料,パーツ類などを入れたら,3~5Kg以上の重さになります.

布製は安いものはダサイものが多いですが,少しお金を出せば,まだ良いデザインのものもありますし,デザインで選ぶなら布製が良いようです.



アタッシュケースタイプでは先日このような商品が発売されました.ゼロ・ハリバートン,IBM,アスキーが共同で「最高のPCバックを作ろう!」のかけ声のもとに作られた最高級PCバックです.IBMのThinkPad専用に作られています.個人的にちょっと欲しいなぁとか思いましたが値段を見て購入は無理だなと思いました(約7万).一味違う大人は是非買ってほしいですね.

- ゼロ・ハリオリジナルバック



最期に僕がPCバックで問題だなと思っている事がいくつかあります.

その一つがリュックタイプのバックがあまりないことです.最近のノートパソコンはかなり軽くはなってきていますが,それでも結構重いもので,外でずっと持ち歩くのはかなりキツイです.是非リュックタイプが増えて欲しいです.

もう一つが,デザインがあんまりないことです.最近は女性用のものも出来てきてはいますが,それでも全然少ないです.上でゼロ・ハリバートンのバックを紹介しましたが,他にもいろんなメーカーがPCバックを作ってほしいなとか思っています.



今回はPCバックに関していくつか取り上げてみました.バックの現状から考えてまだまだノートパソコンをいつでも持ち歩いているというのは少数派なのかなとか感じてしまいます.でも近い将来,どういう形になるかはわかりませんが,パソコンはいつでも自分の近くにいるものになると思っています.今のiPodのようにいつでも持ち運ばれて,格好良いケースに入れられているんだろうなとか思っています.
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>