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TIFFなお話

位が大変な事になってきました.総合1000位突破,カテゴリ別でも20位に迫る勢いです.正直,ここのblogで扱っているネタがネタだけに,正直カテゴリ別50位あたりで停滞すると思っていたので,大変うれしいです.

今後もいろいろネタ集めて書いていこうと思います.暇なら読みにきてくださいませ.


- The Unofficial TIFF Home Page
- TIFF形式の解説

さて,今回は画像処理やDTP(DeskTop Publishing,出版などに利用するソフトです.後日改めてネタにする事もあると思います.)などに利用されるTIFF(Tagged Image File Format)という画像形式の一つについて話してゆこうと思います.ネットでよく使われるJPEGやPNGとかの仲間とか思って頂ければまずまずあってると思います.

- COPYBOARD M-5
- カラリオ プリンタ PM-D770

先日,部屋にPLUSのM-5という白板と,EPSONのPM-D770というプリンタがセットで部屋に送られてきました.M-5には書いた内容をメモリカードに記憶出来る機能があり,それを利用して,記憶した内容をPM-D770にメモリカードを差し込み,パソコン無しでも白板とプリンタだけで書いた内容を印刷出来るようにしたかったのですが,困った事に,M-5で書いた内容がPM-D770で画像と認識されませんでした.(もちろん,いろいろいじりました.でも出来ませんでした :~( )

標準でM-5ではTIFFでもって書いた内容を画像として取り込むのですが,どうやら,M-5でのTIFFとPM-D770が認識出来るTIFFでは互換性がなく,思った通りの使用は出来ないようでした.M-5のファームウェア(M-5の中で動いているソフトの事)のヴァージョンアップを待つしかなさそうです.

というところから今回はせっかくだし,TIFFをネタにしていこうと思ったわけです.正直僕自身,あんまり知らないんで,勉強の為にもね.上の画像,昨日のもそうだけど,携帯のカメラで撮ったから画質悪いねぇ.ちなみに上の画像に写ってるのがM-5という白板です.


TIFFはAldus社(現,Photoshopなど作ってるAdobe社)と,Microsoft社によって開発されました.ちなみに著作権はAdobe社が所有しているそうです.名前にTaggedと明記されている通り,TIFFは画像のデータを表すにのタグを用いているのが特徴です.タグを使う事によって,TIFF一つのファイルの中に様々に異なる解像度,色数,符号形式などの画像を格納出来る仕組みになっています.簡単にイメージしてもらうならば,画像専用のフォルダ(ディレクトリ)みたいなイメージでしょうか.(これをIFD [Image File Directory] と呼ぶそうです)

TIFF自身は基本的に非圧縮のフォーマットになっていて,色表現はRGB, CMYK, グレースケールで表現出来るようになっています.(RGBはRed, Green, Blueで表されるもので,CMYKはRGBにCyan, Magenta, Yellow, Kuro[Black] が追加されたもの,そしてグレースケールは白黒表現となります.)

しかし,TIFFはオプションとしてLZW形式やRLW形式といった圧縮形式が使えてしまったり,JpegTIFF, RichTIFFといったものや,Kodak TIFF extensionsといったようソフトウェアにより特別なタグが追加されてしまうものや,最初に述べた,様々な形式の画像を内部に取り込めることから,TIFFそのものの完全な互換が難しくなって難しくなっています.おそらくですが,今回のM-5とPM-D770の互換の問題もこんなところにあると思いますね.Windowsで作ったTIFFはPM-D770で読めたんで.

柔軟性が高すぎるための弊害かぁ,大変だよねぇ~,似たような問題がネットの世界ではRSSの互換の問題ってのがあるんで,それは後日話してゆくことにしませう,

Thinkpadなお話

日はアメブロ,調子悪いですね.なんかログイン出来なくて投稿がなかなか出来ませんでした.

それはそうと,なんかいきなり読者さんが増えました.みなさまどうもありがとうございます.出来るだけ,コンピュータ業界系のお話を,コンピュータ業界以外の人が読んでも面白いなと思ってもらえる記事を書いてゆきたいと思っています.もちろん,業界系の人が読むともっと面白い内容にしてゆきたいですがね.


- IBM PC事業売却決定!
- 聯想集団有限公司(レノボグループ)

家に帰ってきて,NHKのニュースを見ていたら,IBMパソコン事業が売却されるというニュースやってるじゃないですか.しかも中国企業であるレノボに.驚きました.IBMが売るという話もそうですが,中国が買うと言うことにも.コンピュータに限らず,いろんな分野の中国企業が,これからどんどん世界に進出してくるのでしょうか.

なんかニュースを聞く限りでは,IBMブランドは残してゆくそうなので,IBMパソコンがいきなりなくなるということは無いみたいですから,IBMファンはすぐすぐ心配しなくてもよいのかもしれません.もしかしたら開発コンセプトの変更はあるかもしれませんが.今回の話はレノボが世界市場への足がかりして買収したという感じですね.


そんなニュースもあったことだし,今日のネタは,IBMのノートパソコン,Thinkpadについて話してゆこうと思います.いつも付けている写真ですが,今手元にIBMのノートパソコンが無いので明日,写真に撮って載せたいと思います.古いのから比較的最新のThinkpadまで並べて撮ろうと思ってます.

- IBM Thinkpad History
- Thinkpadの歴史

Thinkpadの名前はもともとThinkpad製造以前にTHINKというペン入力型の小型デバイスを発売しており,そこから名前をとってThinkpadという名前にしています.もともとモバイルとして開発されてどんな所でも持ち運べて読み書き出来るというコンセプトで作られたものでした.当時のThinkpadは今のThinkpadのA4サイズに比べると軽めに作られてます.(バッテリとかでかいけど)

現在のA4サイズノートパソコンのコンセプトは,どちらかと言えば「小型パソコン」という感じで,持ち運びはあまりしないけど,置いておいても邪魔にならないパソコンとして設計されているような気がします.対してB5サイズノートパソコンは機能を絞ってモバイル用に設計という感じですかね.当時のノートの設計思想はどちらかというと現在のB5に近いものです.当時ノートをいかにしてディスクトップと同じぐらいの性能にするかとか頻繁に雑誌に載ってたような記憶もあるなあ.ノートパソコンそのものの話はココまでにして後日また記事にします.

んで,Thinkpadは1992年の10月から販売されてゆく事になるんですが,サイズや形は完全に四角く作られていました.これは本棚に入れて閉まっておけるようにA4サイズの四角型と決めていたんだそうです.いかにもIBMな考え方ですね.ビジネスツールとしての考え方です.もうなんというか,黒い弁当箱みたいです.でも確かに,本棚にすっぽり縦置きでしまっておけるので,収納のしやすさは昔のThinkpadの方が良いかもしれません.

その後,少しずつノート市場も拡大していてきて,富士通,NEC,Sonyあたりを中心に,ビジネスツールという位置づけからパーソナルツールとして移り変わってゆきます.Thinkpadもメール,ウェブボタンといったショートカットボタンが付いたものや,スピーカー内蔵タイプなんかを製造していきますが,基本デザインと黒とゴツイイメージはそのまま残していっています.(工業デザイナであるRichard Sapperさんがデザインしています.)

それは今でもかわりません.ぱっと見,あまり格好良くありませんが,そのなんかSonyのように客にこびるような商品製作の仕方ではなく,本物を提供してゆくという姿勢は評価出来るし,その姿勢がデザインにも現れていると思います.Thinkpadの真髄はデザインではないともデザイナも言ってますしね.

Thinkpadはやや割高なイメージはありますが,ノートパソコンとしての能力は高いと思っています.「どのメーカのノート買えばよいか」と聞かれた時に,購入をお勧めできるパソコンメーカの一つでした.そういえば,ノートパソコンを落とした時に感知して自動でHDDの読み書きヘッドを定位置に戻す研究とかあったなぁ.やっぱすごいよね.レノボに買収されてもThinkpadの精神は消さずいつまでも生き残り,無事に20周年を迎えてほしいと思います.(2002年が10周年で,話題になってました.)

Xsnowなお話

初にUnixユーザへのネタ.毎年出てるFreeBSD Expertの2005年版を買ってきました.ホントは先週の水曜に買う予定だったのですが,あいにく,CSアンテナが壊れたのでそれを買ったら,手持ちのお金が無くなってしまったので,今日改めて本屋さんに行って買ってきました.ラスト一冊.危なかった.

中身の特集はさほど目新しくはないんですけど,開発者インタビューとか,ports特集とか,ハードウェア情報とか細かい記事が暇つぶしに読む分には楽しいですね.あとはFreeBSDへの布施ですか :)


- Xsnow
 
こっからが今日のネタです.上の話はただ本屋の最期一冊買えたのがちょっと嬉しかったから書いちゃいました.さて,もうクリスマスも近いので,町中では電球で自分の家を飾り付けてる家が出始めているのではないでしょうか.今日,僕は車の運転中に,庭も含めて滅茶苦茶飾り付けているまぶしい家をみました.12月ですからねぇ.それはそうと,あの家が仏教徒だったら笑えます.それ以前に電気代もったいなくないんですかね~.金持ちなのかな.


今日はそんなクリスマス時期にぴったりのツールであるXsnowを紹介しようと思います.Xsnowはいわゆるディスクトップアクセサリってやつで,起動すると,画面いっぱいに雪を揺らせます.それだけではなく,サンタクロースが動いたり,木が生えたり,白クマが動き回ったりします.

放置して置くと雪がどんどん積もってゆきます(設定をいじるとパソコンの中が吹雪きに!).コンピュータの中で冬を感じることが出来るという,そんな素敵なソフトです.このXsnowの他にクリスマスネタと言えば,e-let'sという会社の「線上のメリークリスマス」という商品がありますね.

- e-Let's

世間がクリスマスだろうと関係なく,サーバの保守をしなければならないとか,プログラムをやっつけなければならないようないわゆるIT戦士(?)は,こういった商品やアクセサリを使って少しでも自分流にクリスマスを楽しむんでしょうね~.ちょっと切ないですが.

このXsnow,元々,Unixのツールなんですが,WindowsやMacにも移植がされています.Windows版試しにインストールして,友達とかに「どーよ,俺のパソコンクリスマス仕様」とか言って見せると楽しいかもしれません(オタク的発想だろうか).ちなみに上の画像はWindows版です.

ディスクトップアクセサリはいくつもありますが,Xsnowは比較的歴史があり,かつ有名なソフトなんで紹介しました.ディスクトップアクセサリは基本的に.全く意味をなさない,むしろパソコンのリソースを喰うだけの本当に無意味なソフトウェアですが,案外インストールしてみると愛着がわいてしまったりするものですよ.


今日はあっさり目でこんな所でサヨウナラ.

電子申請システムなお話

e-Japan計画って,どれだけの人が知ってるんでしょうかね.確か,2年ぐらい前ぐらいから,そんな話が聞こえ始めて最近少しづつではありますが,面白い方向で注目され始めているようです.ま,最初にぶっちゃけちゃえば,公費の無駄遣いって話ですがね.今回はそんなe-Japan計画の一つの柱である,e-Gov(電子政府)の中の電子申請システムに関して話してゆこうと思います.

- e-Japan重点計画
- 電子政府の総合窓口

とりあえず,e-Japanについて簡単に説明をしておきましょう.e-Japan計画とは日本がIT革命によって,インターネット等を通じて自由かつ安全に多様な情報や知識を受発信することにより,創造的かつ活力ある発展が可能となる社会を形成することを目的とした計画の事です.これには五つの柱がありまして,簡単に書きますと

- 情報インフラ整備
- 教育,人材育成
- 電子政府
- 電子商取引
- セキュリティ

となっています.国をあげてこれら上記5つの項目の発展を手助けしてゆこうというものなんですね.ま,この中で一番の鬼門が電子政府だったりするですがね.電子政府の中に含まれているのが,今回取り上げる申請システムであったり,アメリカで使われるようになってきた電子投票であったり,災害システムだったりします.電子投票とかの話も面白いので,これは後々記事にでもします.


さて,今日の読売新聞,社会面でこんな記事がありました.「電子申請システム『使いにくい!』」
この記事を読んで今回の記事を書くことにしました.大体話を要約するとこんな感じ.

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電子政府の一巻で全省庁が電子申請システムを作りました.しかし,各省庁はそれぞれ別々にシステムを構築しちゃったもんだからシステムに統一性がありません.結局ほとんどの人が利用していません.公費の無駄遣いちゃうか?
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笑えるのが,11億もかけてシステム構築したのに,システム利用がわずか0.7%という所.1000人利用する人がいたらようやく7人ですよ.笑っていいとも!の100人中1人をめざすやつでこれをテーマにしたら,上手く1人になるんじゃないかというぐらいの利用率の低さ.

実際にいくつか省庁のシステムを見に行ってきました.使いやすい使いにくい言う前にサーバが死んでる所もあるんですが.どことは言いませんが.それはそうと,使い勝手ですが,確かにバラバラ.いまいちどう利用していいかわかからない所も.そもそも役場の書類とかってよくわからないものって結構あったりするし,サポートセンターのようなものがないとなかなか利用は難しそうです.ご丁寧に鍵のフィンガープリントも公開されていますが,はっきり言ってウィルスもどうやってコンピュータに感染するか知らないようなユーザさんにとってはちんぷんかんぷんだとおもいますけど.(多分セキュリティの先生方なんかは「公開しないとはけしからん」とか怒るんでしょうけどね.)

そもそもシステムの統合に関しての話は昔からあったそうですが,結局それぞれ無視して構築しちゃったそうです.しかも,「ウチのシステムが一番優れている」といった言い争いまでしているそうな.その様子を新聞では「ベータvsVHS」のようだと称しています.



- 住民基本台帳ネットワークシステム

住民基本台帳もそうですが,結局ユーザさんがあんまり使わないものに何億も公費使うのは問題じゃないすかねぇ.仮にシステム統合してもなんか利用されない気がしてますけどね.24時間体制でコールセンターみたいなのがあれば別ですが.まあ,ぶっちゃけちゃえば,システム開発会社にとってはこれほどオイシイ飯の種はないんでしょうけどね.社保庁とか良い例ですよ.適当につくっても文句とか言ってきそうにないですもんねぇ.

後で住民基本台帳に関しても記事書きたいですねぇ~.それからインパク(インターネット博覧会)なんかも面白いかも.やっぱり政府のやることは笑えるでの最高です.

コマンドプロンプトなお話

いぶん長いことお休みしていたのにもかかわらず,定期的に読みに来ていただきまことにありがとうございます.おかげで順位もさほど落とさず再開出来ました.

周りの人が,「更新ま~だ~」と言ってきてましたし,またぼちぼち更新していきたいと思います.

さて,今日はMS-DOS画面を表示するコマンドプロンプトに関して話してゆこうと思います.おそらくWindowsをふつ~に使ってる人は触る事も希でしょう.しかし,Windowsを知る上でもコマンドプロンプトの存在ははずせません.



本来OSと人間と対話するには,OSと人間と共通の言語を持つ必要があります.Unix系OSなんかではよく行われることですが,コマンドを叩いてOSに命令なんかします.こんな感じで.

$ ls (ファイル表示コマンド)

これは,ユーザの「ファイルを表示してください」という命令をOSに伝えますよっていう処理になります.このようにコンピュータに対してなにかの処理をしたい場合はコマンドを叩かなければ動作してくれません.この橋渡しを行うのをシェルといいます.Unix系のOSではtcsh,bash,zshといったプログラムが存在しています.

さて,WindowsもUnixと同様で本来はコマンドを叩いてOSに命令をかけてあげなければWindowsは動いてくれません.ではどうやってWindowsはファイルを表示させているのか.WindowsはGUI(グラフィカルな画面)でもって,本来行わなければならないコマンドを叩く作業を隠蔽する事で動いているって訳です.先ほど,人間の命令をOSに伝えるソフトウェアをシェルであると書きましたが,Windowsの場合はコマンドプロンプトがそれの一つという事になります.

実際Windowsでフォルダ内にあるファイル一覧を見たい時どうするでしょうか.ユーザさんはフォルダをクリックするだけです.Unix系OSでは先ほども書いた通り"ls"というコマンドを使いました.Windowsではフォルダクリックの下に"dir"というコマンドを使う事によって,ファイル一覧を取り出していたのです.実際に[Start]->[プログラム]->[アクセサリ]からコマンドプロンプトをクリックして起動してみればわかると思います.

C:> dir
C:> dir /s (サブフォルダも表示)
C:> dir *.txt /s (サブフォルダも含めてtxtファイルだけを表示)

ファイル一覧が表示されたかと思います.こんな感じでWindowsはユーザの見えない所でがんばってくれている訳です.



では,ユーザにとってコマンドプロンプトでコマンドを打つ事の利点はなんなのでしょうか.答えはいくつかありますが,コマンド使った方が処理が早く,コマンド打つ事に慣れている人は,GUI使うより早いからといった理由や,バッチファイルを多用するからといった理由などが考えられます.

- バッチファイル入門

バッチファイルというのは先ほどコマンドプロンプトで使ったコマンドを利用して,予め決まった動きをしてもらうように書いた一種のプログラムです.ちなみにUnix系OSではシェルスクリプトと言います.例えば,いつもデータのバックアップを行わなければならないなんて時には,

@echo off
echo backup start! >> log
cd c:backup
ftp -s:command.txt
echo backup end! >> log

って感じになります.ずいぶん適当なプログラムで恐縮ですがね.コマンドプロンプトの他の利点としては,ネットワーク系のコマンドを扱える点は挙げられるかもしれません.GUI画面ではなかなか操作出来ないような事も出来たりします.

例えばipconfig,これで現在のコンピュータにふられているネットワークのアドレスがわかります.tracertなんかはサーバまでの道のりを表示してくれます.他にもいろいろありますよ.こういうのを覚えておくと,コンピュータの動作チェックする時も便利です.

正直なところ,WindowsのコマンドプロンプトはUnixのそれと比べて格段に利用しにくいです.普通のユーザさんにとってはあまりコマンドを覚える価値はないのかもしれませんが,いくつか便利なコマンドもありますし,暇があったら試しにつかってみてはどうでしょうか.

配列なお話

一週間更新してませんでしたか.別に更新忘れてたとか,ネタが無かったとか,ネタを貯めてたとか,仕事が忙しかったとかじゃなくて,ドラクエ休みです.

今回のドラクエ,ふつーに面白かったですよ.少々高いけど,中古でもいいから一度プレーしてみても良いかもしれません.しかし,あれですね.歳のせいか,ゲーム徹夜はこたえます.死にそうでした.

今回の内容は「配列」に関して書こうと思います.配列ってのは,プログラムでよく使うもので,変数の固まりみたいなものです.プログラムやった事無い人にはいまいち伝わりにくいかもしれませんので,補足説明してゆきたいと思います.

例えば数学で,「x」とか「y」とか使って計算したことあるかと思います.こんな感じで.

y = 5 * x

簡単な式ですね.プログラム内部でも局所的に見てゆけば,こんな感じで計算しています.この時のxとかyというのが,変数ですね.では,次にxの値が1~3まで変化するとします.すると.

y0 = 5 * 1
y1 = 5 * 2
y2 = 5 * 3

こんな感じになります.この時のy[0~2]というのが配列です.変数だけでかまわないんじゃないかとか思われるかもしれませんが,関連ある変数をグループとしてとらえる事が出来るので,利用価値は高いです.例えばこんな感じ.

y0 = "リンゴ"
y1 = "ナシ"
y2 = "オレンジ"

こうやって見るとyは果物のまとまりなんだなぁというのがわかるかと思います.



なんでいきなり配列の話なんかしているのかというと,ドラクエに関係あるからです.僕はドラクエをAmazonで9月に予約したんすけど,発売日に届きませんでした.2chのここのスレに張り付き,今か今かと待ってました.11月に予約した奴らは早々に届いているのに,なぜか9月に予約した人たちだけ届いてなかったんです.

だいたい9月15~30日あたりに予約している人たちはなぜか配送後回し.僕なんか,発売当日でまだ未発送でしたから.泣けますよ.

Amazonの配送状況を見て思いついたのが,配列のスタック処理です.スタックというのは,積み重ねた皿を取り出す処理に似ています.一番最初に置いた皿を取り出すには,一番最後に取り出さなければなりません.これがスタックです.一般的に「FILO(First In Last Out)」と呼ばれます.

スタックに対して,キュー処理と呼ばれる処理があります.これは,食券を買う行列に似ています.一番最初に列に並んだ人が一番最初に食券を買えます.一般的に「FIFO(First In First Out)」と呼ばれます.ちなみに上記の絵は,スタック,キューそれぞれのプログラムの動きとなります.

普通.予約した順に購入の優先がまわるのが一般的な考え方だと思うのですが,どうやらAmazon内のシステムはスタック型の処理形式らしいです.なんか頭にきたんで,Amazonに予約していた商品全部取り消しましたけど.

今回の結論,Amazonでは本当に欲しいものは買わない事.ちなみに予約特典もつかないみたいです.ギフト券が結構余ってたんでそれで買おうと思ってただけに残念.そのギフト券はあとでインターネット系の歴史書とか買いますわ.はぁ~.

バナーなお話

ン様大変でしたね~.おばちゃん節度は守りましょ.ホテルの前で徹夜はイクナイ.せめて始発で来ましょう.んで,別に今日はヨン様の話をする訳ではないです.バナーの話をしたかったんです.

バナーの話をするためになんかのバナーを作ろうと思ったんですが,ネタが思いつかず,「ヨン様に同情」バナーを作ってしまいました.適当なイラストって描いてて楽しいですね~.オフコース.


さて,話を本題であるバナーの話に戻します.最近はアフィリエイト(後日記事にする予定です)などによっても,バナーを多く見られるようになりました.バナーとはホームページの紹介に利用したり,広告を表示したりするのに使います.Yahooのページに出ているような広告ですね.実はこのバナー,国際規格が定められているんですね.


- バナー Wikipedia
- IAB
- バナーの国際規格はここです

そもそも,バナーの歴史から解説しますと,バナーの始まりは1994年10月にウェブ雑誌であるHotWired上に掲載された,AT&Tのものとされているそうです.その後いくつかの企業がHotWiredに広告を依頼するようになります.現在ではYahoo,Googleをはじめとするような多くのネット上の企業の大きな収入源となるほど成長しています.

一応,バナーや広告のサイズというのは自由に決めてよいことになっていますが,オンライン広告の業界団体IAB (Interactive Advertising Bureau)では大きさに関するガイドラインであるInteractive Marketing Unitsを設けて,実際多くの企業,個人はこの規格にあわせてバナーを制作するのが通例となっています.

IABで定めているサイズはネット上のほとんどの広告のサイズとなっています.それぞれのサイズを見て,一つか二つぐらい思い浮かぶ広告があると思いますし,AmazonのアフィリエイトやGoogleのアドワーズ広告を利用した事ある人なんかは上記URLに表示されているサイズに見覚えあるのではないでしょうか.


- TINAMI

IABの規格を見ると,よく日本でホームページを作る際に利用されるサイズ,200x40が規定されていません.どうやら,この200x40というサイズ,日本独自のもののようで,Woody-Rinnさんという絵師のばな~倶楽部というCG検索サイトで制作したのが始まりとされています.その後,おそらくではありますが,TINAMIといったCG検索サイトで標準として利用されるようになり,お絵かきが好きな人たちの間で広まっていったもののようです.

これはあくまで,僕の予想の範疇を越えていませんが,IABで規定されている,234x60,88x31の中間のサイズとして考えたのだと思います.234x60では大きすぎてホームページのデザインを損ねる可能性があるが,88x31では自分のイラストがバナーに上手く表示出来ない.そのため,中間をとったという感じです.



ちなみに,僕も昔はTINAMIにお世話になってた事があります.さすがにこの歳になってイラスト描いてる暇の無いし,あんまり上手ではないのでやめましたが.でもバナー制作は楽しいですよ.あ,ちなみに上のヨン様バナーはamebloが勝手にリサイズしてますが,300 x 250 IMU - (Medium Rectangle)というサイズになってます.

BlueScreenなお話

週間もったなぁ~.始めた時は,正直,取り扱うネタがネタだけにすぐネタ切れして,さっさとやめてしまうんじゃないかと心配してましたが,二週間持ちましたな~.とりあえず,ネタストックがまだありますし,草稿中のネタも四つ.まだまだここのblog続けられそうです.



さて,今回はWindowsユーザなら一度ならず,何度も見たことあるはずのブルースクリーンについて書いていこうと思います.Wordとかで文章書いている時とかになるとゲイツを呪いたくなる上記の画像,ドラクエのセーブが消えた音の次くらいに頭に来る画像ですね.

このブルースクリーン,いくつか別名がありまして,青画面,青窓,ブルースクリーンオブデス(BSOD)といったようなものがあります.このブルースクリーン,あるアプリケーションがメモリにアクセスしようとする時に,OSや他のアプリケーションのアクセスと衝突してしまったり,デバイスドライバが衝突したりする事で起こります.簡単に言えば,コンピュータ側からみて,予期しない行為が行われた時に落ちるという訳です.

ですから,ブルースクリーンに成りやすいのは,いっぱいアプリケーションを立ち上げたり,新しく何らかのハードウェアを取り付けた後だったりしますね.一回こっきりのブルースクリーンになら,そんなに心配しなくても良いですけど,あんまりにもブルースクリーンが引き起こされる場合はハードウェアを疑ってみたほうが良いですよ.



ブルースクリーンが起こると洒落になりません.以下のURLをたどると洒落にならない理由もわかるでしょう.

- 電光掲示板がブルースクリーンで死亡
- ブルースクリーンにキレた人

今のWindowsはまだ起こりにくくなっている気がしますが,昔は結構頻繁に起こってましたね.今はLinuxになったんだっけかなぁ.昔はローソンのLoppiとかのシステムってOSってWindowsだったんですよね.深夜にみんなで再起動するところ見たくてローソンに行ったことありますよ.ブルースクリーンになったら大変だから,定期的に再起動させているようでした.



積極的にブルースクリーンを楽しもうとしている所もあります.例えばジョークソフト.あえてブルースクリーンを引き起こすソフトや,ブルースクリーンをスクリーンセイバーにしてしまうものなどがあります.(上の画像もジョークソフトで撮ったものです)

- 疑似ブルースクリーン
- BlueScreen Screen Saver

これでいたずらしたらビビりますよ.マジで.

Exposeなお話

味しんぼの山岡士郎がMacを絶賛し,Windows使っているやつはマゾヒストだ,MS-DOSじゃなくてSM-DOSだっ,と騒いでいる回があります.あれは行き過ぎだし,そもそもあんなにWindows嫌ってるマッカーに会ったことないですがね.正直,どのOSも一長一短だと思いますがね.でも今回はWindowsユーザもMacユーザになりたくなる要因になるのではないかと思われるExposeというMac OS Xに新しく追加された機能について取り上げたいと思います.

- Expose
- 美味しんぼ圧力事件

マッカーの人に.「Macネタで良いの無いかな」と質問したら,「とりあえずExposeでも取り上げたら」と言われました.最近,少しオタク臭い話ばかりだったので,少し軌道修正も兼ねて,こんなのがあるんだったらMac買いたいなと思ってもらえるような内容を書きたいと思います.
(しかし,今後の投稿予定の中には歴史や文化的な内容も予定しているので,より濃度が濃くなりそうで怖いです.でも出来るだけいろんな人によんでもらえるように編集していきたいと思っていますので今後とも見限らないで読みに来てくださいませ.)

Exposeは,現在ディスプレイ上に起動しているアプリケーションをサムネイルのごとく表示してくれる機能です.自分がどんなアプリケーションを起動していたのか,どこにアプリケーションを置いたのか,アプリケーションの切り替えにとても重宝します.

使い方も簡単で,F9,F10,F11のどれかを押せば,画面が切り替わって,Exposeの画面に切り替えてくれて,使いたいアプリを選択して利用することが出来ます.また,マウスの動きにExposeを設定する事もでき,画面の左上にカーソルをあわせるとExposeが起動したりできます.マウスでの作業がすごくしやすくなりますね.

従来ウィンドウ上のアプリケーションの選択はAlt+tabで行うのが通例でした.これはUnix,Windows,Macどれでも出来ます.実際,Alt+tabでアプリケーションの切り替えを行ってもよいですが,Alt+tabでは,選択したいアプリケーションが本当に自分の選択したいアプリなのかどうかがよくわかりません.その点,Exposeは選択する際に,現在のアプリケーションの状況を見ながら選択出来るので,便利ですね.ExposeはAlt+tabの豪華版って感じです.

WindowsにもExposeをという動きがありまして,WinExposeなるソフトウェアも発売されてたのですが,Appleに文句言われて潰されたようです.しかしWinExpose自体は重くて常に利用するのは辛いソフトであったようですから,潰されなくてもWin版は流行らなかったのではないかと思ってます.やはり,Exposeはハードも含めて開発可能なMacだから出来るんだと思います.

使った事無い人,是非使ってみてください.その便利さに驚くはずです.周りにMac持ってない人は電気屋でMacをさわらせてもらうという手もあります.パソコン二台目は是非マックをお求めくだちい.
(別に僕はAppleの手先ではないですよ.Windowsもよく使いますし.でもいろいろクライアント用のOSを触ってみるとMac OS Xが一番気持ちいいというだけですから.)

Geekmanなお話

労感謝の日ですし,折角だから今日のネタはGeekmanについて書こうと思います.今回のネタ,ここのblogによく来てくださっているモモの味は幸せの味さんのここの記事を読んでいる時にひらめきました.

- GeekMan Action Figure
- PCマニアをキャラクター化!?

Geekとは,アメリカでいうところの「PCマニア」の総称です. 今回とりあげるGeekmanとは,そんなPCマニアを忠実に再現したフィギュアの事です.ちなみに上の画像は,僕自身がこのフィギュア持っておらず,飾ってる写真も撮れないんで,写真の代わりに,適当に描いてみました.
(ついでの話ですが,"Hello, World."と言わせているのは,プログラムする時のお約束で,始めて利用するプログラミング言語で書く場合,最初に書く練習用のソースが,"Hello, World."とコンピュータにしゃべらせることから来ています.)

この世に様々なフィギュアがありますが,Geekmanほどコンピュータマニア必見のフィギュアはありません.というかこんな悪趣味なフィギュア制作を決定したHappy Worker社は勇敢な気もしますね.

このGeekman.不況の波にさらされる技術者たちを勇気づけるためのPCマニアのヒーローなんだそうです.なんかヤなヒーローですな.せめて,スパイダーマンやスーパーマンの主人公のように変身前はダサイけど,変身すると格好良くなるとか,そういう設定があれば良かったんですが.

上のURLをたどってもらえるとわかると思うんですが,Geekmanの性格の設定もなかなかヤバめ.なんかPCマニアが自虐ネタやってるようにしか見えません :)



Geekmanはアメリカ人だと思うんですが,アメリカ人のコンピュータ技術者やハッカーと呼ばれるような方々の飯はなんか勝手なイメージで悪いんですが,「ピザとコーク」って感じがします.対して僕の日本の技術者の飯のイメージ.牛丼かラーメン.もちろんお店で食べるわけでなく,パソコンの前で喰うんですがね.飯を食いながらキーボードを叩ける飯が良い飯なんです.

それからコーヒーや栄養剤.実際,周りには「カフェインが無いと作業が出来ない」と話している中毒者もいますし.PCマニアはどの国であっても食生活が貧困でなんか早死にしそうです.ああ,もちろん深夜に一人が基本です.

でも,今流行り(?)の堀江さんや,ビル様だって,基本Geekmanなわけだよなぁ.ああいう人たちの飯もコンピュータの前で画面覗きながらピザだったり,カップラーメンだったりしたら滅茶苦茶親近感が湧くんですがね~.
(でも成金臭いし,豪勢な飯喰ってるかな)


とにかく,コンピュータは今や生活に必要なツールと化してます.そんなコンピュータの未来は,リアル世界のGeekman達の双肩にかかっているわけです.がんばりましょう!